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noise pop

生活

マルコスくん

三日連続で誰かしらとお酒を飲んでて、もう呼吸法すら忘れてしまうくらい憔悴しきっている。今日もこれから自宅で忘年会だ。部屋を片付けて頼んでいたレコードを受け取って、それから髪を切りに行って。こんなに忙しいのは今年に入って初めてな気がする。


そんなこと言っておきながら朝の7時から1時間半かけて今年のベスト20を選んでみたのだ。他にやることないのか、と自分でも思う。どうも僕の中で物事の優先順位が明らかに狂っている。そして質が悪いのが、自分自身それを治そうという気があまりないことなのだ。もうめんどくさいからこのままで。


別に順位とか決めてないのだけど、とりあえず今年一番グッときたのはSurfer Bloodだった。新譜が出たという情報すら入ってこず、ひっそりと店の片隅に置かれていたのだけど、これがめちゃくちゃ良かった。前作からスピードを落とさず(BPMの話ではない)、同等以上のクオリティーを保っていたことに驚いた。全曲聴いていると目の前に青く澄んだ景色が広がり涙が出てきそうになる。抜群のメロディーとジョンの声の絡み。早く僕にとってのPavementになって欲しい。

一時期、髪の毛モジャモジャのパーカッション・マルコスという男がいた。そいつがいたおかげでバンドの音だけではなく、見た目も際立ち、僕を一層バンドの虜にした。個人的にこういうガリみたいな小技が効いている一種のスパイスにものすごく弱い。「まあ別にいなくてもいいんだよね。でもいないといないでなあ」という人間がいるバンドが好きだ。ところで話の本筋であるマルコスはどこへ行ったんだ。