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noise pop

生活

僕の部屋においでよ

ライブのあと、猛烈に体調が悪くなり、平山の車で帰宅。どんな話をしていたかも記憶がないくらい吐き気しかしていなかった。速攻で寝る。深夜2時。窓ガラスをバンバンと叩く音で目が覚め、変質者が俺の部屋を襲撃しに来たと思い「俺がなにしたってんだよおおお!!!」と絶望しか感じられなくなり、布団かぶって寝る。

 

翌日、平山が差し入れと一緒に携帯を届けに来た。車の中に忘れていったらしい。携帯を忘れたことすら気づかないくらい朦朧としていた。事故ったあと、病院の先生に「多分今はアドレナリンが分泌して興奮してるので痛みはないと思いますが…」と言われていたことを思い出した。確かに今になって全身が筋肉痛になってるのかくらい痛い。お前はジジイかというくらい動かず、「これがむち打ち…」とまた絶望する。病院に行きたいけど祝日だから開いてねえ。絶望。三度目。

 

ようやく待ち望んだ平日になったのでタクロウさんの車で病院まで連れて行ってもらう。テンションが異常に低い形成外科の先生と、「俺とお前はダチ公だぜ?」と言わんばかりの異常にテンションが高い外科の先生のギャップに苦しみながらも治療。全治2週間。しかし前歯の損傷(おそらく一番時間がかかる)を診る口腔外科がないため、翌日、近所の病院に行くことにする。めんどくせえ。

 

帰宅してロジャー・ニコルズ聴きながら寝る。目が覚めたら佐藤君からライン。「玄関に差し入れ置いときました」とのことだったので、行ってみると本当に大量のポカリと大量のお粥が置いてあった。なんて出来る子なんだ!と思いながらお粥を流し込む。気づいたけど、麺類だったらなんとか食えるからやけどする心配がない焼きそばとか最高じゃん!と思い、その足で買いに出かけた。

 

すごく今更だけどANNIKのライブが良かったのだ。ライブ活動始めた最初の頃は、自分たちの秘めているパワーみたいのものを上手く制御できずに、探り探りやってる感があって(それはそれで一つの魅力なのである)、それがここ最近では遂に覚醒してしまったかのように、一つ一つの音が自分のやるべきことを把握しながらやっていた。1日のライブを見て「ああ、なんかいいところまで行ってしまったな」と思った。てめえは何様だ、と心の中で突っ込んだ。

 

あとで気づいたのだけど、ライブの日の深夜、俺の部屋の窓をバンバンと叩いていたのは携帯を届けに来た平山と佐藤君だったらしい。壁一枚隔てた布団の中で変質者だと思っててごめんなさい。

 


Roger Nichols - Don't Take Your Time - HQ MONO ...