noise pop

生活

I'm Tryin'

西友で買い物してると、時間帯によっては、西友のカードを作らないかと勧誘してくるおばさん(たまにお姉さん)がいる。レジに並んでるときに、彼女らは僕のようなカードを持ってなさそうな人間の存在を瞬時に察知し、会計が終わったあとに袋に詰めるあの場所(名前知らない)に作り笑いの笑顔で待機する。僕は「うわ、やばい、目ぇつけられてもうた」と思い、どうにかしてそれから逃れようとするが、そうなると最早逃げられる方法が万引きしかないので、仕方ないからそそくさと会計を済ませて袋に詰める。その瞬間、僕は透明人間になる。「話しかけるな話しかけるな話しかけるな話しかけるな」と心の中で念仏を唱えるが、その努力も水の泡にするおばさんのメンタルの強さ。

「ちょっといいですか~?」

「あっ、はい」

西友のカードお持ちですか~」

「あっ、持ってないです」

「これがあるとポイントがどうたらこうたら」

「あつ、はい」

「更にスタバでどうたらこうたら」

「あっ、はい」

「すごいよね~」

「あっ、はぁ」

なんでか知らないけど、途中から微妙にタメ口になっていることに若干イライラしつつ、どうにか振り切り逃げる。帰り道、雨のなかをトボトボ歩きながら「わしがスタバに常にMac片手に通う意識が高いメンズに見えるのかお前」と思った。来ると分かってるのに、それを回避できないという状況ほど恐ろしいものはない。今のところ西友ババアが僕んとこへ来る確率というのが、なんと石原良純もビックリの100%なのである。ていうかマジで話しかけんじゃねえ。今度から般若の面でも付けて買い物するか、常に白目を剥いて眉毛を全剃りして歩くしかないのか、と思う。


話、ガラッと変わるけど、ラーズというイギリスのバンドがいる。あまりにもアルバム制作に拘りすぎたために、レコード会社もさじを投げ、本人達が納得していないのにめんどくさくなってオリジナルアルバムを発売されてしまって解散したバンドである。スヌーザー田中宗一郎が「ラーズだったら、オリジナルアルバムよりBBCセッションの方が良い」という内容のことを、いつも通りの横文字を多用して何がなんだかさっぱり分からなくなる言葉で話していた。こないだ、ブックオフの500円コーナーにそのBBCセッションが置いてあり、何となく購入した。

これがめちゃくちゃ素晴らしい。元々ラーズって好きか嫌いかで言われたら「まあ好きっすね」と答えるようなバンドなのだけど、本当にこれはハマる。ライブ音源とは思えないくらいスッと耳に入ってくる軽やかさと、オリジナルアルバムを聴いてからじゃないと分からない荒々しさが同居してしまっている。ライブ音源なんて、ファンじゃない人からすると、本当にどうでもいいものだというのは分かっているけど、ラーズ初めて聴く人は、このBBCセッションから聴いてみるのもありなんじゃないかと思った。

BBC in Session (Hk)

BBC in Session (Hk)


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