noise pop

生活

よくもまあそんな馬鹿なこと考えつくもんだ

あずきちゃんに出てくる小笠原勇之助くんと僕は、名前が非常に似ていて、最早他人とは思えない間柄なのだけど、彼は4年生の時に私立の小学校から転校してきて、登校初日に名前も知らない女のパンツの色に対して「本当にあずき色なの?」などとデリカシーの欠片もない言葉を吐き、なんでか知らないけどその女の子のハートを射止めてしまい、その後もしばらくその女の子のことを「あずき色」という人間として最悪な名前で呼び続けるが、その女の子もよく分からない性格で、どんどんと勇之助くんのことが病的なまでに好きになってしまい、順調に両思いになっていった。対する勇之助くんのことを好きなヨーコちゃんは、自分磨きだけじゃなく、勇之助くんのハートをゲットするためならどんな努力も惜しまず、ある意味では最も女の子らしい女の子なのだけど、なぜか毎回毎回散々な目に遭っており、視聴者も「本当のヒロインはあずきちゃんではなくヨーコちゃんなのではないか」と思わずにはいられなかったろう。「努力は必ず報われる」という概念をぶち壊した秋元康大先生。久しぶりに見たら、あずきちゃんアンチヒーローっぷりが顕著に表れてて面白かった。中学に上がると、ジダマは「学区外だから」という理由で登場せず、ヨーコちゃんがあずきちゃんの親友として格上げされるのだけど、あずきちゃんはすぐに違う男に夢中になり、あろうことか二股とか平気でやってしまうのだから恐ろしい。完全に記憶を頼りに言うけど、確か中一の夏にあずきちゃんと竜一(勇之助くんと二股かけられてる男)が部屋でキスをして、帰り際に竜一のお母さんが「あれ、もう帰るの?お菓子持ってきたのに」と言うと、あずきちゃんはあろうことか「いえ、もう頂きました。ご馳走様でした」という爆弾発言をかまし、そのまま帰っていった気がする。盛りのついた女は恐ろしいと思った。

12/29のライブでは先着40名に僕が編集したMIX CDをプレゼントすることになっているのだけど(「あなたが誰ともあわずに年越しをする24の曲」という根暗なタイトル)、本当は架空の男子大学生が実家に帰ってきて、特に地元に友達もいないため、ずっと家で年末を過ごすことで生まれる不安感や絶望感。その瞬間、全てが過去になってしまう刹那とか、文章にすると凄く格好良く見えてしまう色々なことを表現したかったのだけど、あまりにも暗すぎると思い、単純に冬を感じることができる24曲ということで自分の中で勝手に落ち着いた。スチャダラパーのSantaful Worldとか入れたいと思った。