noise pop

生活

お前はお前が思う以上に嫌われている

病院。くっつけろと言われていた歯が本当にくっついたのかどうかを確かめるために、矯正用の器具を取って、医者に歯を思いっきり押された。曲がっ た。ゴキっ!っていった(是非とも想像して頂きたい)。くっついていなかった。痛さよりも、前歯が人の力によって簡単に曲がってしまったことに対する恐怖 の方が大きかった。おそらく、どうあがいてもくっつかないらしい。今度は「スーパーボンド」なる安直な名の接着剤を塗られ、また様子を見ることにする。期 待しない方が良いらしい。相変わらず僕の顔の上でフットサルの話で笑う医者と歯科助手

 

医者「う~ん、今度はくっつくといいですね~」

歯科助手「(笑)」

 

こいつら後でぶっ殺す、と思う。

 

今 更ながらレイモンド・カーヴァーを流し読みしている。パーっと読むと淡々と進み、オチというオチは全く無いのだけど、説明や描写を極力省いたような、無機 質でザラザラした文章が目に入ってくる。「出かけるって女たちに言ってくるよ」は短い文章の中に狂気や性欲が満ちてるのだけど、他の話に比べるとだいぶ分 かりやすかった。冒頭の「ダンスしないか?」が一番好きだった。一つの話を読む度に、ネットで考察を漁る癖をどうにかしたい。

「近所の人が見てるわ」と彼女が言った。

「かまうことないさ」と男が言った。「うちの庭なんだ」

「見せときゃいいのね」と娘が言った。

「そのとおり」と男が言った。「奴らはここで起こったことは何でも一応目をとおしてきたつもりなんだ。でもさ、こういうのって見たことないはずだよ、きっと」

ぼくが電話をかけている場所

ぼくが電話をかけている場所

 

 

平 間と翼くんの3人で、バックトゥザフューチャーを三部作ぶっ続けで見るという、贅沢なようでトチ狂った会を開く。1と2の完璧なまでの作り込みにあらため て驚嘆する。3も面白かったけど、ドクの恋愛話でダレたのと、クララのキチガイっぷりに呆れたのと、どう考えても映画3本も連続で見ると色々と疲れるの と、酒が入ってたのと、部屋の主とは思えないくらい身分が低い場所で寝たので身体が痛くて、他の作品によりも印象が薄い。でもネットだと3最高で2はクソ みたいな意見が飛び交っていた。詳しいコブヤに色々聞こうと思ったら「あとにしよう。俺、喋りだすと止まんないから…」と言われた。

 

僕 が前にやっていたバンドのライブ音源(二枚組)をもらった。やってる時はあまり気づかなかったが、ベースのチューニングが酷いことになっていた。よく考え たら僕はライブ中にチューニングするという概念が抜け落ちていた。ベースとアンプを直接繋いでいた。チューナーの存在は知っていたけど、買うのが面倒だっ た。チューニングが狂ったら、まあそん時はそん時っしょみたいな感じだったと思う。明らかにパンクとかロックとかを勘違いした中学生的な思考だった。あと MCが気持ち悪すぎた。曲が終わるごとに「ああ…すごい僕、すげーミスってて、あれ、なんだかもう笑いたくなってきたんですけど、あはは…、まああれです ね…ごめんなさい。えーっとあれですね」という整合性を完全に無視したおかしな日本語をいちいちかまして来るので油断できない。死んだほうが良いと思っ た。

 

Built To Spillの「The Normal Years」を聴いてると「あの頃は若かったな」という思いが強くなるから困る。結成初期の、今では考えられない粗さとか拙さが封じ込められているから、 逆に新鮮な気持ちになる。レーベルは泣く子も黙るKレコーズ。「So & So So & So From Wherever Wherever」で昇天。

The Normal Years

The Normal Years

 

 

仙台駅の地下道を急いで歩いていたら、前から汚いでかいおっさんが近づいてきて「あ、これは話しかけられるな」と思っていたら案の定「ちょっといいですか」と話しかけられて、「あー、しゃあしゃあしゃー」と言う謎の言葉を発しながら逃げた。どっちが変質者か分からなかった。あのままついて行ったら何があったのだろうか。以前にも全く同じ場所で「地下鉄代貸してください」というおっさんがいて、本当に300円貸してあげて、「明日の12時にお金返すので伊達前(仙台のハチ公前)に来てください」と言われたので、本当に待っていたら誰も来なくて、本当にそのままノコノコ帰ったことがあった。「もっと人を疑え!」と誰かに怒られたがそれで良かったのだと今でも思う。