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noise pop

生活

思い出与太話

僕が大学に入った時というのは、ちょうど団塊の世代が定年になるという時期と重なってて、高校の同級生の多くが就職していた(工業高校だったので)。大学入ってしばらくしてリーマンショックが襲って、色々なことが不利になった。あまり気にしていなかったけど。

経済学科だったので大勢同級生が出来た。グループの7割くらいとは喋らないまま卒業を迎えた。入学してしばらくはグループ(およそ80人)でディスカッションやら大学の説明を受けた。誰もが一人ぼっちになることを恐れて、地元のそこまで仲良くがなかったであろう同級生と固まって一生懸命孤独を紛らわせていたような記憶がある。ものすごく斜に構えた発言だけど。

僕の席は窓際の前から3番目で、その2つ前にメガネをかけた奴が座っていた。入学2日目の夜になんとなくうちの大学の2chのスレッドを見てたら、「俺、窓際に座ってるメガネだけど、誰か話しかけに来て(´;ω;`)」みたいな書き込みがあってゲッとした。あいつだ、あいつしかいない。ていうかよくこんな書き込み出来るな。どんな脳みそしてんだ。なにより止めて欲しかったのは周りから「あいつが昨日書き込んでた奴だぜ」と勘違いされることだった。なんでって僕もメガネかけているからだ。なんつーことをしてくれたんだ。お前みたいな人間がいるから「ゆとりだ、ゆとりだ」って馬鹿にされんだ。元々好きな顔じゃなかったけど、本当にそいつのことが嫌いになったのだった。

そんな疑いの眼差しを向けられたこともあったけど、そこからなんとかツーベースヒットくらい打って、サークルで音楽好きな人たちと会って、自分の居場所を確保できた。この時期になるとそういうことを思い出す。卒業生を見送る学校の先生みたいなもんだ。いや、学校の用務員のおっさんに最近はなってきた気がする。

尾崎豊の卒業は東京ドームライブの演奏が一番好きだ。声が枯れてて。