noise pop

生活

Young Wise Men

ミツメのライブを見に行く。現在、飛ぶ鳥を落とす勢いで突き進んでるバンドである。都心のライブ会場には「ミツメギャル」という向井理加瀬亮星野源、という所謂「あたし、しょうゆ顔が好きなのよね」という人畜無害な爪楊枝のような男が好きそうな女子まで出没しているらしい。歯が痛くて、数年ぶりとなるクラブの重低音が不安だったけど、なんとなく見に行くことにする。

一番手:VIDEOTAPEMUSIC
潰れたビデオショップから入手した、昔のアメリカのドラマや映画、ホームビデオの映像をサンプリングして、それに合わせて音楽を流しピアニカを演奏するという、超斬新なことをする。後ろの方で見てたので演者が全くと言っていいほど見れなかったけど、スクリーンに映る映像を見たら満足した。誰にも必要とされなくなってしまったVHSを本当の意味でリサイクルして鮮やかな色を着けていた。もう満足して帰りそうになる。

二番手:やけのはら
前の方で見た。なんだかんだ言って結構聴いてるから楽しみだった。「手上げようぜ!」みたいなノリを強制されて、個人的には絶対やりたくねーと思っていたけど、キミドリのカバー「自己嫌悪」でテンションが上がってしまい結局やってしまった。ああいうノリって苦手なのだけど、乗っかったほうが絶対楽しいなと思ってしまった。最後の「Good Morning Baby」で最高潮に。ラップはあまり聴かないジャンルだけど、やけのはらみたいに下北の空気と上手い具合にマッチしてるのは最高に好きだ。

三番手:ミツメ
メインアクトだったけど、疲れてしまい遠くの方で段差に乗って鑑賞。ミツメの凄さ(あとで詳しく書きたい)は、若いのに音楽センスが抜群、ルックスも良い、そして慶応ボーイというもう絶対に勝てない領域にいながらも、そこに腰を下ろすわけでもなく、常に新しい音を作り出している姿勢なんじゃなかろうか。もう絶対勝てないじゃん、死にたくなってきた。最初に出した「mitsume」が好きな人は、今回出した「ささやき」を聴いてどんな反応をするのだろうか。基本的な根っこの部分は変わってないと思うけど、最初は普遍的なギターポップだと思いきや、アルバム毎に海外の流行シーンをグッと取り入れ、二面性どころの話じゃないくらい変化に富んでいる。ライブでも「ささやき」以外の収録曲が浮いてるような気がするくらい、どんどん先に進んでる印象が残った。あなたが好きな「三角定規」って曲、もうライブじゃあんまりやってないみたいですよ。