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noise pop

生活

察しろ

「ギャハハハ!」「オホホホホ!」「ダハハハハ!」

隣りにキクチ君という大学生が住んでいる。2年前の春にわざわざ僕の部屋まで挨拶をしに来て「つまらないものですが」と本当につまらないタオルをくれた。一応言っとくけど、タオルは良い質感だった。その時はまだ何も汚れを知らないような純朴そうな青年だったのだけど、しばらく経って本性が見えてきた。

彼はよく笑う。別に僕と会話をして笑うわけではない。というか僕は挨拶以後、彼の姿を見たのは2回だけなのだ。どういう生活をしてるのか、ちゃんと学校へ行ってるのか、どこでバイトしてるのか。全く素性を知らない。でもよく笑う。それは夜になると彼の笑い声が聞こえてくるからだ。

部屋に誰かがいるような雰囲気や、第三者と会話してるような様子はないから、多分一人でニコニコ動画でも見ながら爆笑しているんだろう。最初はビクッとしたけど、日が経つにつれて慣れていき、更に日が経つと不快感が漂うようになった。深夜1時にこっちが寝ていても、彼は冒頭の気持ち悪い笑い声を響かせる。「友達少ないんだな…」と思いながら、僕は床に就く。最近はたまに「オホっ!」という何かに納得したような声も聞こえてくる。早く引っ越していただきたい。いや、こっちが引っ越せばいいのか…。


タバコをやめる。最近吸っててもモテるどころか、社会のゴミと思われているような気がするから。気づくのがめちゃくちゃ遅いけど。でもいきなりやめるのも厳しくて泣いてしまうから、吸わない日を作ってそれを徐々に増やしていくような感じにした。ゆとり全開な甘甘設定だけど、案外いけそうな気がする。


最近全然音楽も何も聴く気力になれない。明日はレコード屋に行ってCD売りさばいてしまおうと思ってる。さっきスミス聴いてたらモリッシーが「革張りの助手席はこんなに滑らかなのに、なんでそんなに人生を複雑に考えるんだ?」と歌っていた。街を歩いていると、余計なことばかり考えて、人ごみに酔ってきて頭が痛くなる。色々と限界な気がする。頑張らない程度に頑張ろうと思う。それにしてもモリッシーはいい奴だな。ちょっと気持ち悪いけど。


そういえばオリンピック終わっててびっくりした。