noise pop

生活

春が来る

心霊動画とか怖い話とか、そういう類のものには昔から「怖いけど見てしまう」という感情を抱いていた。怖い、出来れば見たくない、でも気になる、見たい、見よう、見なければよかった。なんという面倒くさい人間なんだろう。小さい頃に「ウルトラQ」のオープニングのサイケデリックさにやられてトイレに行けなくなったことを思い出す。

こないだ「ほんとうにあった呪いのビデオ」を借りてきてトイレに行けないくらいの恐怖を体験しようと思ったら、途中で豊田道倫(パラダイスガラージ)が「小林」という名前で出てきて一気に冷めた。調べてみたらこのシリーズはモキュメンタリーとして制作されているようで、バカ正直に見るようなもんではないという結論に達した。なんか社会の闇を見たような気がした。その前に心霊動画をなんの疑いもせずに見る自分はびっくりするくらい素直な人間だと思う。ちなみに音楽も担当してたよ、豊田道倫


ANNIK HONOREのライブ動画が上がってた。ここまで来ると最早ただのファンである。僕は最前列でなんとも形容しがたい動きで見ている。吐き気がする。でも純粋に笑って見てるから本当に良いライブだったんだろうな、と思う。そうでもしなけりゃやってられん。

僕が好きなバンドに共通しているのが「型にハマっていない」ということだということに気づいた。悪く聞こえるかもしれないけど「何がしたいか分からない」という言葉がしっくりくる。それを良く捉えるか悪く捉えるかは各々の勝手だけど、自分たちのやりたいことが定まってなくて曲によって雰囲気がガラッと変わるということは決してマイナスではないと思う。むしろメンバー全員がスーツ着て「ロックンロール!」とか言ってる方が窮屈だし、見てて単純に飽きる。そっちの価値観をこっちに押し付けんなよ、うざったい。


最近は本当に何も聴いてないけど、ヒラケンから教えてもらったLotionってバンドとTemplesとCribsを唯一聴いてる。ローションは王道パワーポップの中に更に情けなさやナードっぽさが漂ってるところがツボ。大体パワーポップって情けなさが先行してる音楽だと思うけど。Templesは本当に推されてるな。ビーチボーイズがガレージやってる感。ケイジャンダンスパーティーみたいな末路は辿らないでほしい。Cribsは聴き込めば多分死ぬほど好きになるバンドだったけど、何故か今まで敬遠していた。

Cribsのライブ動画、僕が唯一持ってた1stの1曲目と2曲目をプレイしてる時点で激アツ。しかし演奏は下手くそ。ボーカルはブサイク。最高。