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noise pop

生活

お前はバンドにいるべき人間じゃないのかもしれない

小学生の時にプレステが家に来た。来たというよりは買った。僕には姉が二人もいるのだが、こういう時に限って年長という権利を最大限に行使してきやがるもので、最初に買ったゲームは姉のリクエストにより「パラッパラッパー」になった。僕は末っ子で長男という貧乏くじ的な立ち位置なので一切発言していない。

パラッパラッパーというのは知っての通り、ペラペラの登場人物が超クールなダンスをしてステージをクリアしていくというもので、ボタンをタイミングよく押すことにより、その超クールなダンスを踊らせることができる。今思うとそのペラペラな登場人物といいシステムといい、当時にしては結構斬新なゲームだったんじゃないかと思う。

しかしこのゲームはストレスが溜まる。死ぬほど溜まる。

サクサク進めることができる人にとってはポップな絵柄と楽しいストーリーが爽快なんだろうけど、僕らみたいな人間にとってはただの苦痛なゲームでしかなかった。ポップな絵柄もムカつくわ、ストーリーも全く頭に入ってこないわで散々であった。多分この頃からリズム感の無さが露呈していたのではないか。なんてたってステージ2のウシ先生でつまづいて先に行けなかったから。ステージ4のニワトリ先生のおかげで鳥が嫌いになった。

リズム感ないけどバンドやってるなんてギャグの領域である。でもそんなカスみたいな、のび太を3倍濃縮したような自分でもできるバンドがあるというのはなんということだろう。ナニコレ珍百景にでも登録してくれ。まあこのパラッパラッパーをやってた頃の自分は、まさか将来バンドやって頭の中までパラッパラッパーになるなんて想像もしてないだろうけど。とりあえずギターが下手でも、ていうか弾けなくてもバンドはできる。創造性の問題だよ、君。