noise pop

生活

上手いこと言えたつもり

歯医者で「歯に穴をあけて神経を引きずり出す」という、文字だけだと何を言っているのかさっぱり分からないことをやられる。僕は前歯三本がイカれてしまっているのだけど、明らかにこれはもう神経死んでるだろという歯の神経を引きずり出した方が良い、ということを診察台に座ってから言われる。逃げ場がない。「痛くないですか」「今日ご飯は食べれますか」「どれくらいの衝撃がありますか」等、しょうもない質問を散々しまくった挙句「じゃあ一本だけお願いします」と逃げ腰な姿勢を遺憾なく発揮し、早速やってもらうが、麻酔を使ってないのに痛くない。痛くないのが逆に怖い。あらためて考えると、俺別に悪いことしてない。ただ青信号で横断歩道を渡っていただけだ。ライトも付けていた。この仕打ちは一体何なんだろうと考えていたら、普通に痛かった。膿が溜まっているらしい。本格的に絶望する。口の中が病院臭くなった。

年末にやらなかった大掃除を新年に入ってから行う。ラックの位置を移動させたりレコードとか整理して、最近聴いていなかったものを久しぶりに聴いてみる。二年くらい前に買ったThe LIbertinesのアナログはジャケだけでセクシーだしシャブ中だしヤニ臭いからとても良い。僕が死んだら一緒に燃やしてほしい。あと一年前くらいに狂ったように買っていた大量の7インチにも手を出す始末。超個人的な感覚だけど、7インチっていちいち1曲(もしくは2曲)終わったらひっくり返さなくていけなくて、それが異常に面倒くさいし何様だと思ってムカついていたのだけど、そういう面倒な部分を全て受け止めようと思うようにしていたらだんだん好きになってきた。あとやっぱりジャンキーな感じがするから良い。The Hatの「Open hearts」の7インチは初期のBeckを彷彿とさせるような気だるいビートとメランコリーな音が重なっていて気持ち良い。


The Hat - Open Hearts - YouTube

 

僕の家でいつもの三人で新年会。元々無かった遠慮という概念がますます薄くなっていく一年になるんだろうな、と思う。サッカーを見ていて失態を犯した選手に対して「カス!」と叫んだりしたけど、日の丸背負って戦ってる選手より5億倍はカスな僕がそんなこと言ったところで何も生まれないので、もう少しマシな言葉を選んで叫んだ方が良いと思った。リラックスできる空間にいると口が悪くなる。いつまでも居座る二人を追い出し、余ったウインナーを焼いて食べた。