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noise pop

生活

火移しの夜

去年の秋くらいから関本くんに「カホン叩いてくれませんか」と言われて、自分の心のキャパの狭さとか考えた結果断り続けていたのだけど、なんだかんだでやることにした。ちゃんとやってこないと殺されると思い、カホンを借りてユニットバスに籠り続けていたら、足が攣って発狂しかけた。2人から5人に増えるとベースラインとかギターのフレーズとか新たに考えなくてはいけないっぽいのだけど、そこら辺はよく分からないから一切スルー。今年になって今度は3/14のライブに出るN Creamyでも誘われて一緒にやることにした。なにも考えずに了承したけど、その直後に就職したから一時的にバンドを3つくらいやってるという状況になって「うわ、やってもうた」と思う。

"物質になるまでは美しかった(昨日の練習) by NNMIE - Hear the world’s sounds"

最初の練習の音源だけどずれてて笑える。最後に自分の声が入ってるけど、とことん間抜けな声でまた笑える。

ライブ当日。二つのバンドをぶっ続けで1時間くらいやることに恐怖を感じて落ち着かない。会場の一階と二階を20回くらい往復してたら笑われた。「客が二人だったらどうしよう」という絶望しかない話をしていたけど、そこそこ入っていたような気がして安心する。極度の緊張から始まる前に「俺って本当に役立たずだわ…」と言ったらみんなにまた笑われた。この日だけで一生分笑われた気がする。

普段の僕はと言うと、バンド界隈で必要としてくれる人間は皆無で、必要とされたとしてもそれはおまけや飛び道具的な「こんなニュアンスあってもいいでしょ?」というものであり、一人の人間として扱われるということは極稀である。ちょっと前にスタジオで会ったとある人間に「今度カホンやるんです」と言ったら「エモい」と言われて死ぬほど腹が立ったことがあって、こいつとは一生口利かねえと思った。ライブ行くって言ってたけど来なかった。別にいいが。とりあえずそういう普段から下に見てる人を驚かそうと思ってスタジオに入っていた。結局驚かせたのかは知らない。なんだかそういうことも忘れてしまうくらい緊張してた。

打ち上げもみんな偏差値高そうで(実際高いんだろう)新鮮な気分だった。一緒にどろうみでスタジオ入ってた中村君と大山君と「もうしばらく会えなくなるね」という異常にしんみりした会話をした。遠距離したてのカップルか。そのあと2時間くらい寝た。誰も起こしてくれなくて寂しかった。N Creamyで一緒にやった鶴田君にTyler, The Creatorを教えてもらった。ルーズなヒップホップが最近好きだ。

日曜日。風邪っぽかったので家に引き籠っていた。ドラえもんの日本誕生見てて、ギガゾンビってこんな雑魚っぽい奴だったかなあ、と思う。夜になってローソン100に行ったら今月いっぱいで閉店するとのこと。在庫処分で花火が売っていて終末を感じた。この町に住む理由がとうとう無くなった。家に帰ってCDを70枚くらい整理した。