noise pop

生活

人に会いたくない気持ち

水曜日。ANNIK HONOREのレコ発に参加。明らかにやらなくてもいい不良債権のような仕事で残業してしまいイライラする。定時で上がれなくていらついている学生気分が抜けきらない新入社員のような態度をしてしまい死にたくなる。終わって駅で待機していたタクロウさんの車に乗り会場へ。到着して即効でライブ。ゴミのようなライブをした。終わった後にソファーで動けなくなっているとアニークのライブが始まったので身体がうごくようになってからノソノソと動き出す。狭い会場に人がたくさんいた。始まりから終わりまで見届けた知り合いのバンドというのは記憶がないから嫌に新鮮な気分だった。最初に佐藤君に会ったのはサークルの集まりでサイゼリアで雑談っぽいことをした時だったと思う。佐藤君は最初は目を見て話してくれない印象だった。なんというか本当に心を開いた人間にしか会話をしないような感じがしたのだった。僕も「こいつと話しても面白くねえな」と思った人間には必要以上の接触はしないという、俗に言うコミュニケーション障害というものを患っている人間なので、多分彼も似たような人なんだなと思った。ある日、サークルの集まりで電車で帰宅したとき、電車から降りてたまたま彼と同じ方向に歩いていて「じゃあ僕こっちなんで」と言われかけた瞬間に僕は「家、来る?」と今思い出すと赤面して放尿してしまいそうなセリフを吐いてしまった。佐藤君は僕の家までのこのこついてきて、そこからパソコンでyoutubeのゲラーズとかブッチャ―ズとかyuckとかの動画を一緒に見た気がする。

ANNIK HONOREの音楽と言うのはオルタナティブとかシューゲイザーとかそういうジャンルで括ることは簡単なのだけど、それをさせてはくれない部分がある。佐藤君は元々フォーク少年で、基本的に彼の作る曲は日本語のアコギ一本で弾けてしまうシンプルなものだけど、他のメンバーが作る曲はフィードバック、轟音、ノイズといった洋楽志向が強い音なのである。その絶妙なバランスが保たれていることによって成り立ってるバンドなように思える。どうでもいいけどアニークの音源作るときに佐藤君から「ライナーノーツ書いてください」と言われ、更には「ギャラなら払います!いくらですか?いくら欲しいですか?」と俺を田中宗一郎かなにかだと勘違いしてるのではないかと思うようなことを言われて「いや、別にいいよ」「それだと申し訳ないんです」「じゃあタバコひと箱」「いや、それだと」「じゃ、ふた箱」というやり取りを繰り返し、結果的に貰ったのは彼が敬愛するカート・コバーンの顔がでかでかとプリントされたTシャツだった。彼はこれを着てエスカレーターを下っていたら、反対方向から上がってきたヤンキー達に「ださっ!」って言われて数日間へこんでいた。出来上がったライナーノーツを佐藤君に渡す時、誤字や脱字が目立っていたので修正しようとしたら「いや、これです。これがいいんです。ありがとうございます。貰っときます」と半ば強引に奪われた。これを読んだ人は全員俺のことを馬鹿だと思うんだろうなあと思ったら鬱になった。なにはともあれおめでとうございます。


ANNIK HONORE - "To The Loveless" LIVE at ...

木曜日。仕事が繁忙期。9時くらいまで仕事をしていたら、プリマドンナのスタジオが終わっていた。基本的にスタジオがあるときは出勤する時に仙台駅のロッカーに機材を置いとくのだけど、しょうがないからそのまま持って帰った。邪魔だわ重いわで気分が沈む。みんなに謝る。地位が落ちた。

金曜日。仕事終わりに風呂に入ろうとしたらヒラケンがやってきた。しょうがないから全裸で対応。全裸のまま「ゴミを捨ててきてくれ」とお願いする。頭が狂ってるとしか思えない。翼くんもやってきていつもの飲み会をする。みんなで部屋の片づけをしようと思ったけど結局やらなかった。次の日になって新しく引っ越す予定の部屋をみんなで見に行く。ブラック臭がプンプンする不動産屋に案内されて車で移動。道中、新人っぽい不動産屋男子から質問攻めにあうが、明らかに人の話を聞いていないような言動(僕「最近○○で大変なんですよね」、不動産屋「いいですね、それ!」等)に困り果てる。二回くらい人身事故を起こしそうな運転だった。お前はもう運転するな。案内されたアパートが結構いい感じだったので契約する。これでこの部屋ともおさらばすることになった。このアパートには6年くらい住んでいるのだけど、地震の影響で窓からは隙間風が入って来るわ、壁にひびが入っているわ、汚いわ、ずっといるとムカムカしてくるわで愛想が尽きていた。いいタイミングだった。

最近部屋のものを減らすことに躍起になっているのだけど、Popeyeのシティーボーイ特集みたいなものが出てきてムカついた。