noise pop

生活

まだ始まってもいない

要らないCDとか売ればいいのに馬鹿みたいに人にあげまくって後悔している。70枚くらい処分したけど、それでも引っ越し屋から送ってもらった段ボール10箱のうち4箱くらいがCDとレコードに費やされてしまった…。最近はレコ屋もブックオフも行ってないし、ていうかむしろ行かないようにしてる。キリがない。

鳴らなくなったキーボードが部屋にいくつもゴロゴロしてて、邪魔だから捨てた。去年の10月のHunx and His Punxとのライブで、山根君にギターで破壊されたキーボードがあるのだけど、一個一個ネジを外して、途中からめんどくさくなって力いっぱい引っ張ったら真っ二つになった。バキっていった。燃えないゴミの袋に詰めたあとに、一番長い部分が30センチを超えるものは無条件で粗大ごみになる、ということを知った。無視。僕はパンクスなのだ。

あっという間に4月になっていた。

こないだ佐藤君と久しぶりに会った。髪が短くなっていた。新年度から一週間くらいが過ぎて、なんだか死にそうな顔になっていた。僕の面接でのエキセントリックな出来事を話したら、地球が割れそうなくらい爆笑してきて「先輩、もう一回!もう一回やってください!」と言いながらスマホで動画撮影してきた。そう言われて手を抜かずに、むしろさっきより熱がこもった演技で期待に応える自分。昼下がりのベローチェにて。

僕は人の期待に応えようとする立派な気概はあるのだけど、明らかにそれが全く違うベクトルに進んでしまい、例えば人を笑わせてやろうとするとき、異常なほど苦労する。そうなってしまっては、もう相手が呆れて苦笑いするまでアンポンタンなことを言わなければいけなくなるので、こっちとしては非常に死にたい気分になる。もはや笑いではないのだ。命を削ってると言っても過言ではない。しかし佐藤君は、僕の言動や命を削ったギャグにも、アホのように笑ってくれる。以前「キッズリターンに北野武本人が出演していたら」という全く、1ミリも、殺したくなるくらい面白くないギャグをやっていた時期があるのだけど、佐藤君は5秒くらい沈黙した後に「……あはははは!」と笑っていた。こいつ大丈夫かよ、と思った。おそらく本人も何が面白いのか分かっていないと思う。ていうか僕もどこで笑えばいいのか未だに掴めない。だったらやるな、という話だけど。つまり佐藤君は社会に出ても上司のつまらない冗談にも俊敏に対応できると思うので、まあ頑張ってほしい、と思った。