noise pop

生活

最近聴いてるの その1

・Weird Little Birthday/Happyness

Weird Little Birthday -奇妙な誕生日- [帯解説・ボーナストラック4曲収録 / 国内盤] (MGNF-1014)

Weird Little Birthday -奇妙な誕生日- [帯解説・ボーナストラック4曲収録 / 国内盤] (MGNF-1014)

 

 「Pavementっぽい」って言うと、個人的に大抵大当たりか大外れだったりするのだけど、大外れの場合は「下手くそなら下手くそなほど良い」みたいな、バットとボールが30センチくらい差がある豪快な空振りをしてくれて、毎回ガッカリする。ローファイってそういうもんじゃなくて、限られた環境と技術の中で、それを覆すような概念を一つ放り込むものだと思っていた。そんで去年色んな人のベストディスクを見てて、趣味が合いそうな人が結構な確率で入れていたのがHappynessだった。初期Pavementを彷彿とさせるような1分少々のイカれたショートチューン「Refrigerate Her」、中期のようにポップで気だるい「It's On You」、後期のような円熟したメロディーを奏でる「Pumpkin Noir」など、Pavementが5枚かかってやったことを1枚でやってしまった印象が強い。すぐに解散しそうだな…と思ったけど、「Anything I Do Is All Right」はPavementには無い勢いとキラキラした輝きがあってまあいいかな、と思った。


Happyness - Anything I Do Is All Right - YouTube


Happyness - It's On You - YouTube

 

・Who Will Cut Our Hair When We'er Gone?/The Unicorns

Who Will Cut Our Hair When We're Gone?

Who Will Cut Our Hair When We're Gone?

 

 去年出たリイシュー盤。こないだ人生初のクラブでDJする機会があって、プレイ時間20分くらいだと思っていたらその倍の40分くらいあってすごく困ったのだけど、Unicornsの曲を3曲くらいかけて、なんとかその場を濁すことに(表面上は)成功。死ぬほどどうでもいい話だけど。バンドのイメージとしてアホのような疾走感が押し出されたインディーポップみたいなものがあるのだけど、そういう曲って「I Was Born(A Unicorn)」くらいしかなくて、「Sea Ghost」「Jellybones」なんかの他の曲を聴いていると、Unicornsは疾走感と言うより、色んな場所にスキップしながら寄り道して、結局「どこに行くんだっけ?俺ら」みたいな良い意味での迷走感があると思った。まあアホっぽいってことに変わりはない。DJでかけたら、アメリカのプロムパーティーみたいな趣があって評判良かった。


The Unicorns - I Was Born A Unicorn - YouTube


The Unicorns - Sea Ghost - YouTube

 

・2014/シャムキャッツ

シャムキャッツの2014年のライブ盤。会場限定発売。個人的にこういうリリースをちょこちょこしてくれるバンドは、ディグ精神をくすぐられて好きになってしまう…。基本的に「AFTER HOURS」の曲中心の構成だけど、冒頭の「忘れていたのさ」「GET BACK」からの「FOO」って流れがすごく気持ち良い。この流れだけ100回くらい再生した気がする…。ラストの激早Verの「さよならアーモンド」で、全て置き去りにされる感覚を覚える。


シャムキャッツ - AFTER HOURS - YouTube


シャムキャッツ - LAY DOWN - YouTube

 

・Redd Temple + otomo yoshihide/Redd Temple

タイトルこれでいいのかな…。郡山のスリーピースバンドが大友良英とコラボしたレコード。カオスティックで、あらゆる無駄なものをそぎ落としまくった、聴く者を黙らせるくらい格好いい音を鳴らすバンドだと思う。ライブを見ててQ and not Uを思い出した。シンプルなフレーズと必要最小限な音数で、ある一定の温度を保ったまま曲は進むのだけど、それでもいつの間にか聴いてるこっちの温度はじわじわと上がっていて、ふとした拍子にその自分でも分からない感情が爆発するような。そこに大友良英のノイズが耳に流れ込んできて、文字通り混沌とした状態に放り出される。


Hello!!816-2014: Redd Temple & Yoshihide Otomo ...


KAISEKI / REDD TEMPLE @DOIT2013 - YouTube

 

・Guilt Regret,Embarrassment/Treepeople

Guilt Regret Embarrassment

Guilt Regret Embarrassment

 

 Built To SpillとStuntmanのメンバーがやってたバンド。パンクやハードコアだけでなく、ビルスピに通ずるエモや、ギターの絡みにもメロコアっぽさを感じられる楽曲もある。だけどやっぱり基本的には変なリフとひねくれ具合が半端じゃない。雰囲気も重いんだか軽いんだか分からない。時折見せるずっこけ具合が奇跡的に組み合わさっているバンドな気がする…。


Treepeople - No Doubt - YouTube