noise pop

生活

はじまりさえ歌えない

仕事中にスーパーのチラシを見てたら「大人のビンゴ大会開催!」というとち狂った単語が目に入って来て、ああもう駄目だと思ったのも束の間、そのすぐ上に「ビッグいなりずし」という単語があって、駄目だ俺は疲れてると思い休憩しに行った。これ作った奴の顔が見てみたいと思った。

引っ越してだいたい一ヶ月が過ぎようとしてるのだけど、前のアパートを退去する際に「じゃあ鍵、返してくださいね」と大家のおばちゃんに言われ「はい!」と意気揚々と差し出したら「…いや、あの、これじゃなくてね。ほら、鍵なんだけど…」と言われた。僕は「この人、何言ってるんだろう…」と憮然とした顔を浮かべて、おばちゃんと鍵を見つめた。よくよく話を聞いてみたら、僕が差しだした鍵は、僕が勝手に作って勝手に使っていた合い鍵で、おばちゃんが欲しがったのは不動産会社から貰ったちゃんとした鍵だった。よく考えれば3秒で分かる話だけど、僕には理解するのに2分くらい必要だった。その本鍵は4年前くらいにあやまってゴミと一緒に捨てたような記憶がある。10500円(税抜)を請求された。仕事の昼休み中に郵便局から現金書留で送ったら、送るのに500円くらいかかった。不条理過ぎた。金がどんどん飛んでいく。こないだは自転車がパンクして昼休み中に修理しに行ったら、1300円飛んだ。ついでに昼休みも飛んだ。

家に帰る途中、違う道から帰ろう、と余計なことを思ってそれを行動に移してしまったら案の定迷った。住宅街だからどこもかしこも同じような道で、散々迷った挙句、結局いつもの道に飛び出し、そのまま帰った。俺の人生みたいだ…と思ってしまった。