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noise pop

生活

【新録】ANNIK HONORE

去年の3月に後輩がやっているANNIK HONORE(アニーク・オノレ)というバンドのレコ発に出た。その際、何故か俺の書いたゴミと間違えられそうなライナーノーツが購入者全員に配られたのだ。自分の文章力を過信していた。持ってる人がいたら一刻も早く燃やしてほしい。いや、必ず燃やせ。というか自分のことを文章力がある、と言ってる人間で文章力があった人間を見た試しがほとんどない。アニークに関しては自分の思い入れが強すぎて、客観的に書くことが出来なかったのだと思う。そんなことを思い出したので、彼らのアルバムを聴いているのだけど、なんだか色々と冷静でいられない。それまで僕は地元のバンドシーンに対して線を引いていた。心が全く満たされなかった。言葉で表現しづらいけど、そのバンドがやっている独自のアプローチの仕方だったり練られたテクニックだったり売れるためのプロセスだったり。そういうものよりも「どんな人間がやっているのか」ということが好きになるポイントだった。傍から見ててどうでもいいことが多すぎたけど、それを人前で言えなかったので黙っていた。非常に不愉快だったし苦しかった。

そういうときにアニークが出てきた。本当に光に見えたのだ、僕にとっては。こんな年下のバンドにそんな感情抱くとは思ってなかったから嬉しかった。夜に佐藤君の家に集まってyoutubeで色々なバンドの動画を見て、部屋には酒の空き缶とタバコの煙が充満していた。あの煙には僕の心のもやもやした部分が含まれていた。そのもやもやは開けっ放しにした窓からスーッと消えて行った。シューゲイザーもどきみたいなファッションで音楽やっている人にはもれなく死んでもらいたいと今でも思ってるけど、アニークのメンバーは馬鹿かと思うほど純粋に音楽が好きだった。こいつらは本当に馬鹿なんだぞ。あまりに音がでかすぎて、リハの段階でライブハウスから怒られてるバンドを初めて見た。

今でも僕は色んなバンド見てて嫌な気持ちになったりムカついたりしていることが多いのだけど、そういう心のもやもやをアニークに打ち消してもらいたい、と思ってる。多分そう思ってるのは僕だけじゃないはずだから。

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そういえば佐藤君の家に集まった時、俺ちんこ出したっけ?