ノイズポッピングシャワー

自分の生活が第一

夏休み

木曜の夜に奥さんから「みさこさんとタイフェス(タイの料理が食べられる宴)に行く」と連絡があり仕事終わりに僕も合流しに行った。着いたらもう既に宴を始めていた2人からいきなり「あそこの一番右の店で春巻きを買って来てくれ」と言われ、さらに「もしかしたら安くしてくれるかもしれない」「日本語通じないから気をつけて」と良い情報とあまり良くない情報を一度にぶつけられてから一番右の店に行くと「アン」と名札を付けたタイ人のおばさんが店番をしていた。「春巻き(500円)とカオ・ソイ(辛いラーメン、500円)ください」と伝えるとヤンさんは少し考え込んでから「ゴハンクエ!」と言ってきて、僕は思わず「はあ?」と返してしまった。春巻きとラーメン買ってるのにさらに飯類まで買えと言われ、押し売りとかのレベルじゃない秩序がぶち壊れた接客に呆然としているとまた「ゴハンクエ!」と言ってきた。(なんなんだこの人は…)と5秒くらい考えていたら、もしかして「500円」と言っているのではないか…?と新説が浮上してきたので試しに500円を恐る恐る渡してみたらアンさんは無表情で春巻きをくれた。ああ良かった、俺は間違っていなかったとホッと胸を撫で下ろしていると今度はカオ・ソイを渡してきたので、僕が対価の500円を払おうとするとアンさんは「あんたはもう用済みよ」みたいな感じで新しく来た客のおばさんの接客をしていて、いやいやいやいや!と思いながら行き場のなくなった500円玉を握りしめてしばらくアンさんの接客を眺める羽目になった。アンさんはガパオを購入した客のおばさんに「ゴハンクエ!」とタイの焼きそばみたいなものを勧めていて、その瞬間「ああ!」と全てに合点がいきこれ以上ない程の快感が全身を突き抜けた。多分もう終わりの時間だったからだと思うけどそうです!アンさんは2つで500円という実質片方タダな値段設定を客に提示してくるとてもデキル店員だったのです!ありがとう!実は奥さんの地元にある行きつけのタイ料理屋らしいので今度行きます。ちなみに宮田さんは残業で来なかった。ぐったり。

 

金曜日。深夜に車で海に行き、そのまま誰もいない砂浜でこの前山形で買った花火を打ち上げまくろう。そのあとココスに行って朝食バイキングも食べようという計画が持ち上がり、原田くんが金曜日の夜に泊まりにやって来た。みさこさんと宮田さんに「3時には迎えに行く」と伝えたら22時にはもう寝たらしかった。偉い。僕らは0時過ぎても原田くんとマリオテニスしてボコボコにされたりとかしていて、深夜1時になった頃くらいに「今すごくいいこと思いついたんだけど…、このまま起きてればいいんじゃない?」と、もう選択肢それしかないだろということを奥さんが提唱してきてその1分後くらいに寝ていた。僕もしょうがないからタイマーをセットして眠りについたら奥さんに起こされたのが深夜の3時で、奥さんも原田くんも明らかに「面倒だな…」という雰囲気を醸し出し、奥さんに至っては早速みさこさん宮田さんに「今日花火無しにしない?朝食バイキングだけにしない?」と連絡しており、そのあまりにも筋が通っていない話に僕がめちゃくちゃ怒った結果、20分ほど遅れて出発した。車内では原田くんが作って来たミックスCD(完全に夏仕様で最高!)が流れる中、夫婦喧嘩が勃発しそれを原田くんがニヤニヤしながら撮影しているという惨状。ミヤサコ(宮田とみさこ)を拾って夜明けの海へ。朝4時の海なんて誰もいねえだろ…と思っていたらそれなりに釣り人がいて皆無言で竿を垂らしていた。そんな浅瀬で竿垂らして何が釣れるんだと思いながら花火を打ち上げた。こっちがいくら花火を打ち上げても釣り人は無言で海を見つめていたからラッキー。基本的に打ち上げ系は原田くんが火を付けていたのだけど「手が痛くなった」と言うので僕が大役を仰せつかった。しかしライターの火が上手くつかなくて、尚且つライターの火がめちゃくちゃ熱い、熱すぎると「ああああああ!!!!」と気が狂い、終いには点火した打ち上げ花火を僕が倒してしまい、そうしたら原田くんがすぐに直してくれて綺麗な花火が打ち上がった。テキパキと花火を立て直す原田くんの後ろで呆然と立ち尽くす僕はただの無能な眼鏡の人だった。花火もあらかた打ち上げ終わって、それに飽きたら相撲をたくさんとった。原田くんと対戦するときはこのまま素直に俺と取り組むのか、それともフェイントかけて宮田さんに襲いかかるのか、目と僅かな動きだけを頼りにしないと全く読めないので少しの隙が命取りとなる…。僕は負けたけど宮田さんは一回勝ってたような気がする(よく見てなかったので分かりません)。海に落とされかけたりグルグルバットしていたら夜が明けて来たので帰った。日光浴をしている男子大学生達と、こちらの動向を常に気にしている親父などがいて良かった。

長町のココスに行く。朝の7時に間に合うように5分前には到着して駐車場で待機。俺たちが一番気合が入っていると思っていたけど、後からどんどん人がやって来て最終的には開店と同時に10人くらい入ってきた。朝の7時からこんなにもみんな欲望がはっきり表れていてとても良いことだなと思う。良い面構えをしている。バイキングは2周したらお腹一杯になったし、その2周で全ての食べ物を食べ尽くしてしまったので飽きてしまった。あとは5人で朝食バイキングが終わる制限の3時間ずっと居座ってやった。宮田さんがワッフルに対して取り憑かれたように強欲で、みさこさんと原田くんと奥に座っていたおっさんの服が全員青色だった。この時点でまだ朝の11時。そのまま僕の家に帰って僕は昼寝タイム。他の皆はトランプのダウトと大富豪をしていたみたいだけど、どこにそんな体力があるんだ。土曜の昼寝が一番贅沢している気持ちになる。この時間を誰にも邪魔されたくない…と寝ていたら原田くんにカンチョーされて起きた。後から聞いたけど宮田さんがインチキばかりしていて(全く「ダウト!」と言わない)皆不満顔だった。

ミヤサコ(宮田とみさこ)が帰るというので車で送ってやった。そうしたらまた夫婦喧嘩が勃発し、険悪なまま3車線の道路を右折しようと一番右のレーンに入ったら「おい!ここ真ん中からでも右折できるよ!」と奥さんがブチ切れてきた。どこの世界に3車線の真ん中で右折できる道路があるんだ…と思い「絶対それはないよ」と言い返したら「『絶対』って言葉使わないで!その言葉嫌い!」とヒステリーを起こし、ミヤサコは「喧嘩しないで」「あたしたちが悪いんです」とオロオロしていた。結果的に僕が正しくて、一番右のレーンに入らないと右折出来ないと判明すると奥さんが全てを誤魔化すかのように突然笑い出して(なんなんだ一体…)と思った。ぐったり。

日曜日。引き続き泊まった原田くんと奥さんと韓国料理屋に行き、再度宮田召喚。ちゃんとやって来る宮田さん。何者なんだよ。宮田さんが「頼んでおいてください!」と言っていたキンパとかいう食べ物。全く美味しくなくてびっくりした。人参が入っているから-100点だよ。そのあと今野珈琲に行き、机に置いてあったナンプレを原田くんと宮田さんがプレイしていたけど、何一つ面白くなかった原田くんがキレて止めていた。俺もあれ一回やったけど本当に何にも面白くないんだよな〜。その横に置いてあったパズルに皆は熱中していた。原田くんと奥さんが司令塔になりパズルを解いていく。宮田さんが口を挟むと原田くんが「お前は黙ってろよ」と鋭い言葉を投げるので、どちらかというと僕も宮田さんと似たポジションにいる人間だからずっと黙っていた。得策だった。そして原田くんは花笠踊りを見るためにバスで山形に帰る。原田くんを見送り、3人で夫婦行きつけのバブルの香りがプンプンする喫茶店へ行った。あそこはすごい。冗談抜きで時が止まっているからだ。店員は全員お立ち台で踊っていてもおかしくないナリをしているし、飯は特に美味くもなく不味くもなくて更にすごい。この日は奥から全てを司っている風なおばさんの店員が現れて、それを見た宮田さんが「すごい…」と息を飲んでいた。あの「すごい…」という顔が見れただけで今日はいい日だな〜と思う。言い忘れていたけどこの日は仙台花火大会なので、位置的に花火が見えるかもとのことで、みさこさんを召喚して再度宮崎家へ。ほぼ24時間後に宮崎家に戻ってくるミヤサコ。戻る道中出店で買い物をしてきた。そうして花火が始まった!と皆で非常階段から外を眺めたけど、新しく建設されたマンションが邪魔で何も見えない。おまけに雨が降っているときた。もうダメだ!とすぐに諦めて家で大富豪をやることにする。いつから俺の周りでこんなにトランプがトレンドになっていたんだ。あと宮城県だけなのか分からないですが「イレブンバック」とかいうルールを考えたのは誰ですか?僕が青森に住んでいた時はそんなルール無かったけど皆平和に暮らしていました。あと宮田さんが何度も革命するからその都度強さが逆転するのが面倒だった。あんなに出来るものなのか、革命。後日、奥さんとミヤサコは大富豪に取り憑かれたようで、大富豪のアプリをダウンロードして3人で対戦しまくっているらしい。僕も誘われたけどやらなかった。なんか2日間の出来事だけど体感的には3日あったな〜。あ〜夏休み。終わり。

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